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歯の知識

様々な治療

予防歯科の診断と定期管理

<唾液検査・細菌検査などリスク検査>

 欧米では、治療のためではなく予防のために歯科医院を利用するのが、ごく普通のことです。むし歯や歯周病は慢性の病気ですから、予防と治療に境目がなく、最良の治療が予防にほかならないからです。しかし、健康に留意するために普通の生活を犠牲にしたくはありません。しかも予防に時間と手間をかけるからには、ある程度確実な結果がなければ困ります。生活をエンジョイしながら将来起こるかもしれない危険を確実にふせぐ、そのような方法が歯科の病気でも工夫されています。

 ひとつは、まず、自分のからだを良く知ることからはじまります。とくに自分が、どのような病気になりやすい問題点(病気のリスク)をもっているかを知ることが、慢性の病気の効率的かつ確実な予防の第一歩です。慢性の病気は、多様な原因をもっています。多くの場合、遺伝的な素因、微生物の感染、生活習慣、環境などの原因です。むし歯や歯周病でも同様です。
 そこで口のなかの細菌の状態や、唾液の性質、食生活の習慣などを細菌検査、唾液緩衝能の検査などによって調べ、それに応じて対策をとる予防方法が成果をあげています。とくにこのような検査や通常のお口の検査から得られたデータをわかりやすく記載した患者さん用のカルテをお持ちいただくことがお勧めです。

 さらに、リスクの改善によって予防を確実なものにするために、定期的に歯科医院において専門的な清掃や問題点のチェックをします。セルフケアは、非常に重要ですが、どうしても偏りが生じたり、独りよがりになることがありますので数か月ごとに、ちょうど美容院で髪をセットするように専門的なクリーニングをお受けになることをお奨めします。

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