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歯の知識

歯や口の病気と治療

3. 快適に、若々しく。きれいに

かみ合わせの異常

下あごを静かに噛み込む時いつでも位置が安定していることが、かみ合わせの基本です。そのかみ込んだところから無理なく左右にあごを動かせれば、たとえ歯ならびが悪くても、かみ合わせに大きな問題はないと言えるでしょう。さらに大きくあごを開けることができれば十分です。関節を動かして音がすのは気になりますが、膝や肩などでもよくあることで異常ではありません。

かみ合わせの不調

異常なかみ合わせの人は世の中にたくさんいますが、ほとんどの人は「かみ合わせの異常」を訴えません。かみ合わせの不調は、血行不良、精神的なストレス、姿勢、頸の筋力、頬杖やうつ伏せ寝の癖、かみしめや歯ぎしりによって増幅され自覚的になります。またこのような患者さんは、かみ合わせの変化に許容度が小さく、不適切な歯科の処置がかみ合わせの不調の引き金になります。不適切な歯科治療の改善が、大切であることは当然ですが、たとえ引き金が口の中の処置であっても、そのやり直しで症状がすぐに改善するとは限りません。いずれにせよ不快症状は時間がたてば軽快します。症状の軽減のためには、症状を修飾している様々な要因を少しずつ改善することが有効です。

アゴの関節の不調

下あごは、左右二つの関節の間に複雑な山と谷のかたちをした硬い歯が埋まっていて、それが上下で擦れ合います。硬い歯は、それぞれ敏感な圧力センサーをもっているので、不自然なかみ合わせがあると、それを避けるために無理な動きをします。

かみ合わせに明らかな問題があるときは改善すべきですが、そのことによって関節に生じた異常がすぐに改善するわけではありません。また関節の異常は、時間がたつとある程度自然治癒します。

首や肩の痛み

人の頭はたくさんの筋肉によって支えられています。あごのバランスは、からだの平衡や頸を支える筋肉の疲労に大きな影響を与えます。しかし筋肉の疲労には、首を支える筋力や姿勢、からだの癖もかかわっていますので、かみ合わせの修正だけでなく総合的な改善が必要です。

あごがだるい

自分では噛みしめていることを意識しなくても、無意識に数十キロの力で歯をかみしめている人もいます。朝起きて頬がだるい人は、重症の噛みしめ(クレンチング)が疑われます。

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