


●歯を白くしたい
「白い歯は美しい」というイメージが宣伝されるため、歯を白くしたいという願望をもつ人が増えています。歯がタバコや茶渋などで汚れているときは歯科診療所で清掃してもらうと簡単にきれいになります。歯髄が死んだ歯は黒ずんできますので、歯の内側から漂白します。
歯髄の生きている歯を白くするための漂白(ホワイトニング、ホームブリーチング)が一部で行われていますが、処置の繰り返しによって歯の表面がざらざらになるなどの問題も指摘されています。
打撲などによって歯髄が死んでしまった歯は、褐色に変色します。このような場合は歯の中から漂白することによって改善します。
何らかの病気が原因で歯質が形成時に着色してしまった場合は、少し厄介です。削って人工の材料を貼り付けたり(ラミネートベニア)、かぶせなければ十分な改善は得られません。しかし表面からの漂白方法が工夫され成果が注目されています。
- 新生児の重症黄疸:
淡黄色または薄い緑色の着色(血中ビリルビンの沈着)
- 先天性ポルフィリン症:
薄い赤みがかった着色(血中ポルフィリンの沈着)
- テトラサイクリン系抗生剤の長期服用:
暗褐色の縞状の着色
テトラサイクリン系抗生剤による着色歯。